2016 年4月16日
よく、「伝統と革新の融合」などという言葉を見ますが、
実体験的に、これぞ、「伝統と革新の融合」だ!と感じることは、なかなかないのではないでしょうか?
この日、見に行ったライブでは、これこそ、「伝統と革新の融合」だ!と、感じることができました。
トップクラスの歌手ともなると、年中ライブをやっているわけですが、その内容(演出、構成など)は、すこしづつ変わっていきます。
変化点は、新曲発表、大きなイベント参加をきっかけに、内容を変えてくるのです。
ただたんに、内容が変わるというのではなく、質的に大きな向上が見られるわけです。
その人の名は、
クラテー久々の登場です。
このライブのわずか、三日前に新曲「サバット」を発表。
ライブは、しばらく見ない間に、ずいぶんと構成、内容が変わっていました。
そのレベルアップに、正直シビレました。
クラテーは、アルバムVOL3以前は、オーソドックスな、いわば伝統的路線でした。
妹クラターイが、はいった特別アルバム 「ヤンニートンンティーカオ」で徹底したヒップホップ路線への転換を迎えます。
「ラックナチュクチュク」では、脱ルークトゥン的な世界を見せます。
「トゥーッ」では、そのキレキレダンスが、さらにアップ。
そして、久々に出したシングルが、チャーイ・ムアンシンプロジェクトの「メリー」です。
レトロルークトゥンを、思い切ったヒップホップアレンジしつつ、歌唱法は、しっかりルークトゥンという、彼女ならではのコラボテクニックを炸裂させます。
MVでは、ラーマキエン風のアレンジもあり、これもまさに、「伝統と革新の融合」です。
次の「イントゥークティン~」では、ヒップホップ路線に戻り、キレキレダンスぶりは、さらに進化
歌+踊りの組み合わせでは、もう国内に敵なし。
タイのビヨンセといっていいでしょう。
そして、新曲「サバット」
只の見せパンチラが、モロチラと勘違いされて、Youtubeにアップされるや、2日間で250万ビュー、4日間で700万超と、
スポンサーにとっては、笑いの止まらない状況です。作為的にやったとしたら、天才奇才です。
内容は、サンバ・ダンサーか!?リオのカーニバルか?古代エジプトの女王様か!?
サンバもソカもベリーも含んだなんでもありラテン・ダンス!
で、ライブの方です。
16041602_Kratae 投稿者 tommy-krunteepですが、レトロルークトゥンあり、オペラ風あり。いつもの漫才もある。
妹クラターイは、4回の衣装替え(金がかかっているのだ。当然、彼女の衣装は、特注)
猫も杓子もサイワーシボー
16041603_Kratae 投稿者 tommy-krunteep生サバットです。
16041604_Kratae 投稿者 tommy-krunteep伝統をまもりつつ、革新する。
ジャンルとか、もうわからなくなっているが、そういった理屈抜きに見ていて楽しくなる。
そして、私は、断言する。
クラテーを語るならば、生で見てから、モノを言え!
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